M.D.さん
事業所:赤羽工場
入社年度:2017
出身大学:九州大学大学院
出身学部:量子プロセス理工学専攻
K.F.さん
事業所:宇都宮営業所 生産技術課 主任
入社年度:2012年
出身大学:東京電機大学
出身学部:理工学部
私の仕事は興国インテックの一員として宇都宮工場で稼動する機械の設計・プログラミング・製作・保守管理を行っています。同じ製造ラインでも生産効率を高めると共に安全性を確保することで労働環境も向上させる。その上で質の高い製品を提供し、お客様の希望に応えることが私たちに課せられた命題だと感じています。エンジニアとして自分の能力を磨き、現場に向き合うことが私の「喜び」であり「誇り」でもあるのです。
生産技術課の仕事は新規設備の設計、製作、プログラミングと共に既存設備の保守管理が主な業務になります。その目的は「作業の効率化」であり、生産精度を高めながら人的負担を軽減させること。しかし、オートメーション化による生産の効率化は簡単なことではありません。興国インテックならではのオリジナル製品を作るためには独自で開発した機械が必要であり、問題解決への挑戦を続けて行くためにはエンジニアの手腕が問われます。現場で起きる問題を速やかに解決し、働きやすい環境を構築する。技術を使って宇都宮工場に関わる全ての人を笑顔にする。それこそが私が描く理想的な未来なのです。
私の職場にはマシンの設計やプログラミングの他にも多くの仕事が持ち込まれます。照明器具の不具合やトイレの修理などは業者にお願すれば良いのでしょうが、自分の手で解決したくなるのが私の悪いクセ。どうしたら修理できるのか…と興味が湧いてしまい、毎回自分の首を絞めることになっています。
07:50 | - | 出社 |
08:00 | - | メールチェック、スケジュール確認 |
08:30 | - | 設計作業、修理作業 |
12:15 | - | 昼食 |
13:00 | - | 設計作業、修理作業、打ち合わせ |
16:30 | - | 日報 |
16:45 | - | 退社 |
エンジニアとしてのやりがいは自分が作った機械で製品が生産され、市場へと出荷されることです。製品を見た人が製造に関わる製造機器の存在を感じることはないと思いますが、その陰に自分が設計・製造したマシンが貢献しているという満足感は絶大です。出荷された製品がお客様のニーズを満たし、しっかりと利益を生み出すことが縁の下の力持ちである私たちの評価になるのです。また、生産ラインでの機械トラブルを迅速に修理することも重要な仕事であり、担当者から「助かったよ」と声を掛けられた時には自分の存在価値が認められたようで嬉しいですね。修理を終えて部署に戻った時に「ドヤ顔」をしていることを同僚に指摘され、自分が恥ずかしくなることもあります(笑)。
私の夢はゴム部品の生産性を高める大きな機械を作ることと、より精度の高いシステムを構築することです。宇都宮工場で生産するゴム弁というハイブリッド車のバッテリーに使われる製品では、細かな異物の混入がないか徹底的に検査した後に出荷するのですが、その検査システムをより精緻に行うための画像センサーを取り入れることを計画しています。現在は試作品が完成しテストを行っている段階ですが、検査機用のスペースを増やすことができないため既存のマシンに付加できるサイズへと落とし込むことが大きな課題になっています。お客様の信頼を得るためには生産効率の向上と共にひとつひとつの製品の品質精度を上げることも私たちが目指すべき仕事なのです。
子供の頃からモノ作りが大好きで、電気工事士だった父親の影響もありエンジニアとしての自分が作られたのだと思います。私は子供たちに胸を張れる父親として生きて行くために仕事と家庭を両立することを心掛けています。ONタイムでは仕事に集中し、OFFの時間は家族を大切にする。今は子育てのため、趣味のクルマを封印していますが、息子たちが成人した時には趣味のクルマを再開して一緒に楽しめたら嬉しいですね。今後、工場が拡大、新設することがあるのなら更なる高みを目指して力を発揮することも視野に入れています。子供たちのためにも努力を惜しまず、常に進化し続ける父親の背中を見せることも大切だと思っています。
6歳になる双子の父親として家族を大切にすることを心掛けています。休日は子供たちを連れて遊園地、水族館へと出かけ、息子たちと近くの那須温泉に行くのも楽しみのひとつ。近くの公園でサッカーをすることもあり、子供たちと一緒に体を動かすことがリフレッシュになっています。週末を迎える前日には「どこに行こうか」と子供たちと作戦会議を開いて休日の予定を決めています。